横浜星ヶ丘工務店

風俗放浪記

二人だけのダンス

二年くらい前、会社の新年会でマレーシアに数日滞在した時の話。

 


昼間はスケボーして、夜は現地の風俗を視察してきたのだけれど、本番が出来るというだけで大して良い物ではないな、という感想。

中国人が338リンギットベトナム人が228リンギット。1リンギット30円くらいだから、諭吉で本番できる。けど、サービスが良いかと言われれば、かなり微妙。

時間制ではなく、一回イッたら終わりなので、早漏にはツライ。

ただ、中国人のアイス&ファイヤーは初体験だったので、なかなか良かった。口の中がどうなってるんだ?という感じ。もう一回味わいたいけれど、そのためだけに海外に行くような金銭的余裕は無い。

驚いたのは、ベトナム人の女の子とペアになった時、正常位の最中に突然、俺のメガネを没収されたんだよね。

何が何だか分からず、腰の動きを止めると、女は疑り深そうな表情でメガネを調べて「ノーカメラ?」と訊いてきた。

ウェリントン型でフレームの太いメガネだったとはいえ、相当警戒していないと思い浮かばない発想だと思う。

「イエス、ノーカメラ、ビリーブ」とキメ顔で言っといた。

女は冷めたツラで俺にメガネを返してきた。

 

はっきり言って俺は決してヤリヤリチンチンではないにしても、人並み以上にセックスしている方だと思うので、中国人やベトナム人と安い金で本番できるからってそこまで興奮しないんだよね。相手がロシアとかだったら分からないけれど。

ちなみに、俺が行った(イッた)店はSKYRIVERってとこで、マレーシアではかなり有名どころらしい。初日は昼と夕方の二回行ったのだけれど、若いボーイが俺を覚えていて、何やら色々と話しかけてきた。まぁ、全く何て言っているか分からなかったけれど。

とりあえず、ハイファイブしてごまかしておいた。


当時は社内に付き合っている女の子がいたので、ホテルの部屋でセックスして、その子と別れた後に風俗に行っていた。ほんとセックス三昧の旅行だった。

ホテルの部屋で彼女とセックスしている時、ずっとスマホでモンドグロッソのラビリンスを流していたので、今でもその曲を聴くと、彼女の、快楽で白目をむいた顔を思い出す。

今頃どこでどうしているのだろう。